飛行機で日本から海外の空港に到着したあと、入国手続きがあります。
海外の入国手続きでは何をするのか、事前に確認しておきたいですよね?
そこで今回は、海外の空港で行う入国手続きの流れについて解説していきます。
入国手続きの流れを確認して、自分に必要な準備を行いましょう!
入国手続きの全体の流れ
入国手続きの全体の流れは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
空港到着
空港に到着したら、黄色い看板の「Arrival(到着)」の方に向かいましょう。
入国審査のゲートの名前は空港によって異なるので、以下の名前を目印に並んでください。
- 「Foreign Passport(外国人パスポート)」
- 「Passport Control(入国審査)」
- 「Immigration(出入国管理)」
- 「Foreigner(外国人)」
- 「Non-Resident(非居住者)」
- 「Visitor(観光客)」
不安なときは翻訳サイトやアプリを使って調べるようにしましょう。
入国審査を受ける
入国審査とは、渡航先の空港で行われる入国できるかどうかを確認するための審査のことです。
入国審査で必要になるものは国によって異なりますが、パスポートや搭乗券、ビザや入国カード、航空券(復路)などです。
指紋や顔写真で生体認証の情報を提供しなければならない国もありますので、審査官の指示に従ってください。
入国条件の確認は「Sherpa」がおすすめ
「Sherpa」は渡航先の入国条件や出入国制限などを検索できるサイトで、JALのWebサイトから利用できます。
Sherpa(←サイトはこちらから検索できます)
検索するときは以下の情報を入力します。
- 旅程(往復/片道)
- 乗り継ぎ(有無)
- パスポート国(国籍)
- 出発地と目的地
- 搭乗日
「要件を確認する」ボタンを押すと、渡航要件が表示され、入国条件を確認できます。
注意することは、各国の入国条件は随時変更されるので「Sherpa」以外にも、渡航先の政府機関や大使館、保健機関などのホームページで最新情報を確認するようにしてください。
外務省の海外安全ホームページでも安全対策基礎データとして、査証の有無や出入国審査などの情報を見ることができます。
自分の利用する航空会社が独自の搭乗要件を決めている場合がありますので、事前に航空会社のホームページも確認しましょう。
入国審査で聞かれること
入国審査官から英語で聞かれることは、以下に関係する内容が多いです。
- 滞在目的
- 滞在期間
- 滞在場所
- 職業
- 同行者の有無 など
質問されたことを英語で答えられるように、事前に調べたり練習することが大切です。
滞在場所については、ホテル名が書かれている予約確認書を見せることでも伝わりますので、用意しましょう。
分からないときは、聞き返してもOKニャ!
預け手荷物の受け取り
預け手荷物はスーツケースやキャリーケースなどのことで、預けた人は荷物を受け取ります。
手荷物を受け取る場所は「Baggage Claim」や「Baggage Reclaim」と書かれています。
モニターに便名が表示されているので、自分の便名が書かれているターンテーブルへ行き、荷物を受け取りましょう。
荷物の破損(特にボディ部分)がひどい場合は航空会社に申告することで、修理代金を負担してくれる場合があります。
ターンテーブルの近くに専用窓口が設置されているので申告しましょう。
補償内容は航空会社によって異なりますが、破損が認められると破損証明書を発行してもらえます。
税関申告
税関は「Customs(税関)」の看板が目印です。
税関申告をする方は「Goods to declare(申告する物あり)」のゲートへ、税関申告をしない方は「Nothing to declare(申告する物なし)」のゲートへ移動してください。
税関では輸入が禁止されている物の確認や、制限がある荷物の申告等を行います。
国によって税関申告の対象になるものが異なるので、事前に渡航先の免税範囲を調べておきましょう。
申告が必要な方は税関申告書の提出が必要です。
到着ロビーから空港を出る
入国手続きが全て完了すると、到着ロビーへ行くことができます。
到着ロビーでは家族や友人を出迎える人、旅行会社のスタッフなど、多くの人の往来があります。
荷物の盗難や事件に巻き込まれないように、周囲に気をつけましょう。
到着ロビーから空港を出発する前に、トイレを済ませたり、行き先のマップを確認したりすることも忘れずに行ってください。
まとめ
今回は海外の空港で行う入国手続きの流れについて解説してきました。
入国手続きの流れは以下の通りです。
海外の入国手続きでは英語でやり取りをするので緊張します。
しかし、手続きの流れや事前に質問される内容を確認することで、落ち着いて対応できるようになります。
旅行前に準備をして、スムーズに手続きを行えるようにしましょう!
以上、マロンでしたニャ!